直近、ChatGPTに自分の写真を送ってジブリ風の画像を作ってもらう使い方が流行るなど、生成AIに自分もしくは知人の写真を送る機会が出てきています。
実際にその時も、個人情報の観点で~、何に使われているかわからない~、といった注意喚起をしている人も多かったですよね。
自分の写真を送ることでより便利にChatGPTを使える反面、どのようなリスクがあるのかわからず不安に感じている方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、ChatGPTに自分の写真を送ることでどのようなことに使われており、どこに危険があるのかについて解説していきます。
ChatGPT内で自分の写真はどう使われるのか
ChatGPTに自分の写真を送った場合、最も気になるのは何に使われるかという点でしょう。
その点について説明します。
自分の写真が他の人に見られることはある?
ChatGPTは送られてきた写真を、会話に活用する目的で履歴として保存されます。
通常、ユーザーが送信した写真はアカウント内で管理され、他の一般ユーザーに公開されることはありません。
よって、自分の写真が見ず知らずの人に見られることは基本的にないと考えられます。
自分の写真は自分との会話に使われる
ChatGPTを使う中で、具体的に自分の写真がどのように使われるかというと、年齢層の推測から雰囲気の分析、実用的な使い方だと似合う髪型・服装の提案や、アイキャッチ・イラスト化まで幅広く活用されます。
実際に私の周りでも、似合う髪型や服装の提案のために自分の写真をChatGPTに送っている友人は結構いました。
あとは、Xのアカウントを見ると多くの人がChatGPTで作ったであろうジブリ風のアイコンを使って活動していますよね。
一部、ChatGPTの学習データとしても使われる
送った写真は基本的には自分との会話のために使われますが、OpenAIの公式プライバシーポリシーによると、ユーザーが送信したコンテンツはサービス提供および改善のために使用される場合があります。
例えば、モデル改善やAIの画像認識精度向上がその代表例になります。
ただし、個人を特定する目的では使われませんし、一般公開されることはありません。
自分の写真をChatGPTに送ることのリスク
先ほどの使われ方であれば大きくリスクはないように思えますが、一定下記のリスクがあることには注意が必要です。
不具合やサイバー攻撃があったときにリスクになりうる
ChatGPT自体の不具合のリスクはもちろん、生成AIは注目コンテンツであるため、仮にサイバー攻撃などを受け情報が漏洩してしまった場合、秘匿性を持たせて送っていたつもりの個人情報が他人に利用されてしまう可能性があります。
顔写真でいうと芸能人を中心にディープフェイクなども社会問題にもなっていますよね。
そんな中で、特に気を付けたいケースは「個人が特定される情報」と自分の顔写真を一緒に送ることです。
文字で自分の名前や住所などを送ることはもちろん、自分の写真の背景が自宅になっているケースも、あなたの写真とあなたの個人情報が繋がってしまうため、注意が必要です。
とはいえ、これらはSNSでも同じことがいえる
ただ、顔写真をネット上にアップするという点ではSNSでも同様のリスクがあると言えます。
XやInstagramでは鍵アカウントであったとしてもクラウド上にデータは保存されていますし、最近だとLINEでも「他のユーザーのアルバムのサムネイルに、自分のアルバムのサムネイルが表示された」不具合がありましたね。
仮に何かしらの攻撃を受けたり媒体側での不具合があった場合、情報が漏洩してしまうのはAIもSNSも変わりません。
ChatGPTに自分の写真を送るのは安全?危険?
結論、アップロードする写真や画像の中身や個人情報について気を付けないといけないのは、ChatGPTやGeminiなどのAIツールだからというわけではありません。
SNSサービスをはじめとしたクラウド環境に写真を載せるときはいずれも注意が必要です。
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本名とセットで送らない
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背景をトリミングする
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位置情報を削除する
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不要な写真は削除する
逆に言うと、上記の注意事項さえ守れていればChatGPTに自分の写真を送っても問題ないのではと個人的には考えています。
非常に利便性の高いツールだからこそ、使い方やリスクは自分で考えていくことが大切ですね。